メンバー紹介

主なメンバー

■藤本 真由(代表幹事:社会福祉士)

社会福祉士として福祉専門学校の講師を務める傍ら、ソーシャルアロマセラピストとして、全国で「人々を癒し、元気づけ、地域作りにつなげていく、社会性あるアロマセラピスト」の養成事業に取組んでいます。子どものセラピスト養成にも取組んでいます。

■倉原 宗孝(幹事:岩手県立大学総合政策学部教授)

子どもの笑い声が聞こえるまちづくり研究、安心して死ねるまちづくり研究等で活躍しています。「アクション・オリエンテッド・プランニング(航海型計画術)」に関しても国内屈指の研究者・実践者です。

また、岩手には沖縄との“かけはし交流”の歴史がありますが、倉原氏は『沖縄の暮らし・文化に学ぶストレス緩和のための食文化やライフスタイル』に関しても調査研究を行っています(平成24年度沖縄TLOによる委託事業実施)。

さらに平成26年度からは、コミュニティの自助力・互助力を養うための地域防災・福祉学習手法『LODE(ロード)』の研究開発に取り組んでいます。

■森本 馨(幹事:神戸市公立小学校教員)

特別支援学級のクラスの担任の経験を長く有しています。

能力の肯定から来る自己肯定感ではなく、『存在の肯定』が大切だと力説します。

東北被災地での「被災者の心を守るための支援活動」にも精力的に参加し、人々の『自己肯定感回復』のために尽力しています。

子どもの災害時自助力を上げるために『子どもLODE(ロード)』にも取組んでいます。

■谷口祐司(幹事:己斐みどり幼稚園 特別支援コーディネーター)

脳科学と行動分析を駆使しながら、幼稚園の特別支援コーディネーターを務めています。

脳にいい食べ物、心にいい食べ物という視点から、食育への関心も高く、山城の運営する

がらまんじゃくの大ファンでもあります。

また、勤務時間外には「みんなが龍馬塾」(広島市:2012年 未来を築く子育てプロジェクト厚生労働大臣賞受賞活動。非行・引きこもり等青少年の支援に取組んでいます。)のコーディネーターとして、小中高生から青年までを虜にする”お兄ちゃん先生”としても能力を発揮しています。

■山本 進(幹事:社会福祉法人鹿追恵愛会理事、北海道老人福祉施設協議会副会長)

高齢者の発達と権利擁護に関して、一家言をもつ専門家ですが、子育て問題や発達障害問題にも明るく「高齢者と子どもは分離して考えるべきではない」と主張しています。

『特養と老健が推進役となるまちづくり活動』も仕掛ける”福祉まちづくり人”です。

また、氏が施設長として運営する特別養護老人ホームでは「看取り」や「ナラティブケアを実現させるための研究事業」に取組んでいます。

施設入所高齢者のQOL維持や看取りのために、沖縄県産のアロマオイルを使用したアロマセラピーを実施したり、高齢者の人生を聞き取り、それを家族や職員も共有できる紙芝居というスタイルに表現する『人生劇場紙芝居』にも取り組んでいます。


【外部アドバイザーや協力講師陣】

■顧問 南部 美智代

(特非)災害ボランティアネットワーク鈴鹿代表)

災害図上訓練DIGの開発者として、2010年に防災担当大臣表彰を受賞しました。

また、コミュニケーション醸成型の和文化表現・創作活動「縁側サミット」の創始者として、全国に広がる活動をコーディネートしています。

欧州各国の文化イベントからも、度々招聘される等、高い評価を得ています。

また、DIGの進化版である防災学習手法『LODE(ロード)』を開発と普及にも取組んでいます。

当研究会のよきアドバイザーであり顧問です。

■山城清子(食育カフェがらまんじゃく主宰)

沖縄県金武町で食育カフェがらまんじゃくを主宰・運営しています。

農薬汚染だけでなくミトコンドリア異常種とも言うべきF1種野菜ばかりの現代食が、  

人々の肉体的健康ばかりでなく精神的な健康までも蝕んでいく世の中に危機感を覚え、

沖縄の野草と固定種(古くからある品種)の野菜を中心に、古くから琉球に伝わる薬膳調理法によって薬膳定食や野草ジュースを提供しています。

ここの料理のレベルはかの世界的レストラン『ナリサワ(青山)』の成澤由浩シェフが推薦するほどで、各種有名雑誌にも何度も掲載されています。また大手デパート等から物産展などへの出店要請も相次いでいます。

しかし山城氏は、“グルメ客のための店”を運営することよりも、むしろ沖縄に伝わる『命どぅ宝』や『命薬(ぬちぐすぃ)』の願いをこめた健康食の調理技術や、固定種野菜の栽培を普及したいという思いで日々活動しています。

■工藤 良(NPO法人田川ふれ愛義塾理事長)

わが国で初めて、法務省から更生施設の運営を委託されたNPOの創始者です。

暴走族総長から、ボランティアリーダーへと転身し、いま全国各地から非行・触法青少年の更正に関する相談を受けています。

子どもたちを育てるためには、親や先生だけではなく「多くの背中」が必要だという工藤さんの考え方は、子育てヘルパー事業にも当てはまります。

■西澤 心(舞鶴『ほのぼの屋』開発メンバー、きょうされん元常務理事)

小倉昌男賞受賞者。

障害者作業所として、高級フレンチレストランの経営にあたっています。

仕事の尊厳と、真のノーマライゼーションに関する知見を持つ方です。

障害者だけでなく「仕事」で悩み、自信喪失に陥っている大人がどれだけ多い事でしょうか。

西澤さんには「仕事」「役割」「存在価値」「人権」等といったポイントから、アドバイスをいただきます。

■延藤 安弘:故人となられました。ご冥福をお祈りいたします。

(前千葉大学工学部教授、特定非営利活動法人まちの縁側育み隊代表理事)

コミュニティ生成型住宅研究の第一人者的存在として有名です。

住民主体型・参加型まちづくり研究においても国内屈指の研究者として、全国各地のプロジェクトに関わっていらっしゃいます。